
コロナ禍で大きな影響を受けた国内旅行ですが、最近では予約状況が回復傾向にあることが分かっています。経済産業省の調査によると、2023年1月の国内旅行者数は前年同月比で約1.5倍に増加し、宿泊施設の稼働率も約60%に回復しました。これは、感染状況の改善やワクチン接種の進展、全国旅行支援事業の実施などが要因として挙げられます。
また、国内旅行の嗜好も変化しています。ヤフーと日本交通公社の共同調査によると、コロナ禍以前に比べて、旅行先や宿泊施設の選択において「安全性」や「衛生面」が重視されるようになりました。また、「自然」や「地域の特色」を求める旅行者も増えており、地方への移住や定住も注目されています。
国内旅行は、私たちの暮らしに潤いや癒しを与えるだけでなく、地域経済や観光業界の活性化にも貢献します。コロナ禍で苦境に立たされた多くの事業者や地域が、国内旅行の回復によって再び元気になることを願っています。
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